最近薄毛が気になってきた人の中には、そろそろ育毛剤にチャレンジしようかと検討している人もいらっしゃるのではないでしょうか?
薄毛の予防、改善において育毛剤の利用は有効な策です。
しかし、育毛剤は正しい付け方をしないと、思ったような効果が得られません。もう既に育毛剤を使用されている方も、これから使用予定の方も、
育毛効果が得られる育毛剤の正しい使い方を学んで、薄毛を克服していきましょう!
1. 育毛剤の付け方を間違えると効果なし?

育毛剤は80種類以上の商品があり、成分や効果などさまざまです。
しかし、どんなに効果のある成分が配合されている育毛剤でも、正しい使い方をしないと薄毛の改善は見込めません。
育毛剤を使用しているけどあんまり効果が感じられないな。と思っている方、
- 育毛剤の成分がうまく浸透していない
⇒育毛剤の使い方が間違っている - 髪の毛が育つ頭皮環境が整っていない
⇒前後のケア方法をしていない、もしくは間違っている
以上のどちらか2つに当てはまっていませんか?
育毛剤の効果をしっかりと出すには、「育毛剤の使い方」と「前後のケア」を正しく行うことが重要で、どちらを欠かしても効果が十分に出ません。
育毛剤の効果が出始める目安の6ヶ月を過ぎても、全く効果を感じられないという方は、この両方を正しく行って薄毛の改善につなげましょう。
2. 効果的な使用手順をわかりやすく解説!
この章では、育毛剤の正しい使い方から、前後のケアまで
実際の使用手順に沿って分かりやすくご紹介していきます。
①ブラッシングでほこりを落とす

さあ早速育毛剤の使用を…。といきたいところですが、
育毛剤を付ける前には、あらかじめシャンプーで髪を洗っておいた方が良いでしょう。
ですが、シャンプーをする前にやっておくべきことがあります。それは、
「ブラッシングでほこりを落とす」
です。
バスルームに入る前に頭をブラッシングして、髪の毛のホコリとフケを払い落とすという事ですね。
この一手間がある事で、シャンプーの際の汚れ落とし具合が大きく変わってきます。ちょっと面倒に感じてしまうかもしれませんが
効果的な付け方のためには、ちょっとの一手間を惜しまないでくださいね。
②シャンプーで髪の汚れをしっかりと落とす

ブラッシングを終えたら、次はシャンプーです。
シャンプーをする際に押さえておきたいポイントは、以下の4点です。
1.予洗いをしっかりする

2.シャンプーは手で泡立ててから髪に

3.マッサージをするように洗う

4. しっかりとすすぐ

予洗いをすることで、ブラッシングで浮き上がったホコリとフケを洗い流して、シャンプーの洗浄成分を頭皮にきちんと届けられます。
シャンプーを泡立ててから髪に乗せることで、頭皮をシャンプー成分の刺激から守ることができます。
そして、すすぎを十分にすることで、シャンプー成分をしっかりと頭皮から落としましょう。
育毛成分がダイレクトに密着するようになります。
③タオルで「優しく」水分をふき取る

シャンプーを終えてバスルームから出てもまだ気を抜いてはいけません。
濡れた髪をタオルで「優しく」乾かしましょう。
この「優しく」というのが重要なポイントで、乾かす際にドライヤー等で髪の毛を乾かし切ってしまうと、育毛剤をしっかりと塗布できない可能性が出てきます。
もちろん髪がビチョビチョのままでは、育毛剤の育毛成分が流れ落ちてしまいまうことがありますので、タオルで優しく水分をふき取るっといった形ですね。
④”FIVE LINE” で ”頭皮に直接” 育毛剤を塗る

タオルドライで髪の水分を優しくふき取った後は、いよいよ育毛剤の出番です。
今回はBUBKAが販売する育毛剤であるBUBKA ZEROを用いてご説明させて頂きますね。
BUBKA ZEROの場合は「ノズル式」の育毛剤であるため、くしで分け目を作ることなく、そのまま塗っていきます。(スプレー式の場合も下に記載しております)
さてどのように塗るか、ですが下の図に示した「FIVE LINE」を意識していきましょう。

「FIVE LINE」とは髪の毛の生え際から、後頭部にかけて5本に描いた線の事を表しています。
このラインを意識して、育毛剤を塗布していくことで、頭皮に満遍なく染みわたっていきます。
そして、もう一つ大事なことは「頭皮に直接」育毛剤を塗ること。
毛が生えてくる土壌にしっかりと栄養を与えたいわけですから、
髪の毛ではなく、根元の頭皮にしっかりと塗ってあげましょう。
使用量はお使いの製品に記載してある容量を守ってくださいね。
多く塗布したからといって、効果が倍増する訳ではありません。
【スプレー式の場合】
スプレー式の育毛剤を使用する場合も基本的には、ノズル式と変わりませんが、
育毛剤を塗布する前に、くしで分け目を作って上げる必要があります。
育毛剤を塗る通路を作って上げるイメージですね。
クシを使って髪の毛を分けていく際にも、先程ご説明した「FIVE LINE」を意識してみてください。
次に、育毛剤を、先ほど作った分け目に沿って、少しずつ塗布していきましょう。
⑤マッサージで有効成分を浸透させる

育毛成分をしっかり髪全体に行き渡らせ、頭皮の奥まで浸透させるように、頭皮マッサージもあわせて行いましょう。
1. 指の腹を使って後頭部から刺激する
首のつけねから頭頂部に向かって、上へ、上へと後頭部を刺激していきます。
親指の腹で首の付け根のツボを押さえつつ、残り4本の指で後頭部全体を包み込むようにするとマッサージしやすいです。
4本の指を少しずつ動かしながら、頭皮を上へ、上へと持ち上げていきましょう。
2. 頭頂部から前頭部を優しく揉み込む
4本の指が頭頂部まで到達したら、今度は両親指を後頭部まで移動させます。
今度は後頭部の親指を支点にして、4本の指を頭頂部から前頭部に移動させていきましょう。
生え際あたりで指を小刻みに動かしてマッサージすると気持ち良いですよ。
あまり指を大きく動かす必要はありません。
指の下で皮膚が前後するくらいの状態で、十分マッサージ効果は得られます。
頭皮が傷つく恐れがありますから、指の腹で優しくマッサージするようにしましょう。
3. ベストな使用タイミングは?

●朝と夜の1日2回!
育毛剤は製品ごとに、1日に使用する回数が決まっています。
「1日2回」と記載されている製品の場合には、付けるタイミングは朝と夜が良いでしょう。
朝の身支度をする際に1回と、夜にお風呂から出た後の1回で、計2回の塗布を行なうものがほとんどです。
塗布する間隔が短すぎると、2回目の効果が十分に得られません。
ある程度の間隔を空けるために、朝と夜のタイミングで使用するようにタイムスケジュールを組んでおきましょう。
また、「1日1回」の製品の場合は、お風呂でシャンプーした後に付けることが望ましいでしょう。
●お風呂に入った後に
育毛剤を使用するのに、ベストなタイミングはお風呂の後です。
育毛成分を頭皮にしっかり届けるためには、頭皮が清潔な状態であることが大切です。
そのため、あらかじめお風呂でシャンプーを行い、頭皮を清潔な状態にしておくのが良いですね。。
4. どのくらい続ければ良いの?

A. 6ヶ月程は続けましょう。早い方だと2,3ヶ月で効果を実感します。
育毛剤の効果があることは分かったけれど、具体的にどのくらいの期間を継続すれば良いの?という質問が良くありますが、
最低でも6ヶ月は続けましょう。
理由としては、
・髪の毛が伸びるスピードは1日 0.4mm程度だから
・抜けた毛が次に生えてくるまでには 3,4ヶ月かかるから
です。
頭皮環境を整えて毛髪を育てるには、発毛サイクルの関係もあり、どうしても一定の期間は掛かってしまいます。
まずは辛抱強く、「継続」が大切ですね!
5. 使用時の注意点とは!?

育毛剤の正しい付け方を確認したところで、今度は悪い付け方についても確認してみましょう。
育毛剤の多くは医薬部外品なため、副作用について心配する必要はそこまでありません。
しかし、間違った付け方をすると、頭皮トラブルなどの悪い影響が生じる可能性があります。
以下で、育毛剤を付ける際の注意点をチェックしておきましょう。
●他の育毛剤との併用はNG!
複数の育毛剤を同時に併用するのは、絶対にやめてください!
いろいろな種類を試してみたい気持ちは十分に理解できますが、これはNGと考えておきましょう。
そもそも育毛剤はどの製品も、他の製品との併用を想定して作られていません。
そのため、他の製品と混じり合った際には、予想もしていなかった副作用が起こり得ることも考えられます。
●過剰な量を付けないようにする
それぞれの育毛剤には、適切な使用量が存在します。
例えばプッシュ式の製品の場合5~10プッシュ、ノズル式の製品の場合約2mlなど、製品ごとに異なります。
お使いの製品に記載されている使用量を守って使いましょう。
多く付けすぎても効果が増すことはありません。
過剰になった分は髪の毛にたれて、無駄になるばかり髪の毛がゴワゴワになる原因にもなります。
付けすぎには注意してくださいね。
●頭皮トラブルが起きている時の使用は控える
育毛剤は確かに頭皮トラブルを改善するためのものですが、決して病気の治療薬ではありません。
過度な頭皮トラブルを抱えている場合には、育毛剤の使用は控えましょう。
皮膚病などを起こしている状態の頭皮に使用すると、成分が病状を悪化させてしまう危険性もあります。
頭皮に重篤なトラブルがある人は、育毛剤よりもまず病院に行って、適切な治療を行ないましょう。
●高血圧・低血圧の方は医師に相談してから使用する
育毛剤の中には、血圧が規定値外の人は避けておいた方が良い製品もあります。
例えば、発毛効果があると日本で初めて認可されたミノキシジルは、もともと血圧降下剤として開発された薬です。
ですから、ミノキシジルが身体に浸透することにより、血圧にも影響を与えるのです。
どんな成分が入っているかも分からずに使ってしまうと、身体にも影響をおよぼす可能性があります。
高血圧・低血圧の人は、使用したい育毛剤が自分の健康上に問題ないか、事前にかかりつけ医に相談するのがよいでしょう。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか?
これまで、正しい育毛剤の使用方法から使用するタイミングや注意点までご紹介させて頂きました。
正しく育毛剤を使用して、効果的な薄毛対策に取り組んでいきましょう!