歳を重ねるごとに、抜け毛の本数が増えていく…朝、枕を見るのが怖いと思っている人も少なくないのではないでしょうか。
枕や寝具に付いた抜け毛の本数はやっぱり気になりますが、抜け落ちた毛の本数よりも、まずは自分の髪や頭皮の状態を知ることが大切です。髪のことをよく理解して、抜け毛予防にぜひ役立ててください。
髪が抜けたり生えたりする仕組み
どうして髪が抜けるのかも問題ですが、そもそも髪はどうやって生え変わっているのか、髪の本質を理解しておきましょう。
髪のメカニズム
髪は最初に“毛包”がつくられることから始まります。髪は頭皮から出ている“毛幹”と頭皮の下に隠れている“毛根”とに分けられます。私たちがふだん髪と呼んでいるのは“毛幹”にあたり、髪が成長するのは“毛根”の根っこの先にあるふくらんだ“毛球”になります。
毛球の真ん中の窪みの下の部分が“毛乳頭”で、その周りを取り囲むように“毛母細胞”が存在していて、毛乳頭から栄養やシグナルを受け取っています。
成長を促すシグナルを受けた毛母細胞は、活性化して分裂し、毛包に新たな毛がつくられ、毛根から押し上げられるように成長します。こうして毛母細胞が活発に細胞分裂を繰り返すことで、継続的に髪の毛が生成されて、元気にすくすく表皮へ伸びていくのです。
毛周期(ヘアサイクル)
どんなに健康な毛髪にも1本1本寿命があります。生えて伸びた毛はいずれ抜け落ちるという生え変わりを繰り返しています。これをヘアサイクル(毛周期)といいます。ヘアサイクルには個人差がありますが、男性ですと一般的に約3年~5年といわれています。
3つの周期
ヘアサイクルには成長期・退行期・休止期の大きく3つに分けられます
- 成長期…毛母細胞が、分裂を繰り返して成長させる時期で、ヘアサイクルのうち、ほとんどの期間がこの成長期になります。成長期には、1日に平均して約0.3ミリのペースで、活発に伸びる時期になります。
- 退行期…成長を終えて、毛球が縮小を始める時期で、毛母細胞の分裂も減少して、毛根が退化する時期になります。
- 休止期…退行期から2~3週間後には、毛母細胞の活動は完全にストップして、自然に抜け落ちます。
通常毛髪は、1本1本ヘアサイクルが違うので、一度に抜け落ちることはありません。一般的なヘアサイクルでみると、1日に50本~100本の抜け毛は正常です。枕や寝具に付く髪の本数も、数本~10本程度でしたら、神経質になる必要はないでしょう。
枕やカバー選びで抜け毛対策
- 枕は通気性の良い素材のものを選ぶ
- 枕カバーの生地は、髪の摩擦が少ないものを選ぶ
- 枕カバーはこまめに洗濯して、いつも清潔に
枕カバーの生地にはいろいろな素材があります。
1.綿 2.タオル(パイル)3.ガーゼ 4.メッシュ 5.ポリエステル
他にも、夏に人気の、ひんやり感が持続する冷感素材のものなど、さまざまです。実際いろいろ試してみて、ご自身に合った素材を選んでみてはいかがでしょうか。
[caution]寝相の悪い方は、枕と頭がこすれる回数も増えるので、素材選びも慎重に[/caution]
髪はよく乾かして、いつも清潔に
抜け毛にはさまざまな要因がありますが、シャンプー後の髪の乾燥が不十分だったり、乾かさずに寝てしまうことも、原因と考えられます。シャンプー後に髪をよく乾かさないで寝てしまうと、枕と頭皮の間の湿度が上がって、雑菌が繁殖しやすい状態になります。
その状態が続くとフケや痒みの原因につながり、睡眠中に頭を頻繁に触ったり、掻きむしってしまうと抜け毛にもなりますので、髪はよく乾かして、いつも清潔に保ちましょう。
髪のシグナル
抜け毛は、増えたなと気になりだした時が、頭皮からの危険シグナルと受け止めましょう。枕や寝具に付いた抜け毛が、まだ抜ける時期ではない産毛のようなときは、髪が太く長く育つように、育毛剤を使うことをおすすめします。
早期発見・対策で、発毛効果もグンとアップ。濃密育毛剤BUBKAは生えるまでお付き合いいたします!BUBKAの有効成分(ブブカ育毛エキス)は外毛根鞘細胞という毛母細胞の増殖に対して有効に作用することが検証により実証されました。
毛母細胞に有効な濃密配合育毛剤BUBKA ZEROをぜひお試しください。