頭皮トラブル

頭皮のフケの原因と対策。自宅でできる対策10選

頭皮トラブルのひとつとして男女問わず悩む人がいるのが、フケ。健康な頭皮でもフケは出ていますが、気になるほどフケが出るのは、頭皮のバランスが崩れる何らかの原因があるからです。

この記事では、日常生活で考えられるフケの原因と共に、その対策をまとめました。フケが気になっている人は一度チェックしてみてください。

1、フケとは?

フケは、皮膚の新陳代謝に伴って、頭皮の角質層が剥がれ落ちたものです。

健康な状態の頭皮でも、一定量のフケは出ますが、目立つ程のものではありません。

しかし、頭皮環境の悪化や、皮膚の新陳代謝のサイクルの乱れなどにより、フケの量が増え、フケが気になるという状態になることがあります。

2、フケの種類

フケの種類は、大きく2つに分けることができます。

フケの種類の違いは、フケの原因を特定する要素となります。

①乾性フケ

粉のように細かい乾燥したフケ。首回りや肩などに落ちやすいフケです。

頭皮が乾燥により出てくるフケです。

②脂性フケ

大きめのフケで、頭皮にくっついていることが多いフケです。

同時に頭皮のべたつきが気になることが多く、脂質の過剰分泌により出てくるフケです。

3、フケの原因

日常生活で気になるほどのフケが出てくる場合、次のような原因が考えられます。また、これらの原因がひとつだけでなく、複数合わさることで、よりフケが出やすい状態となります。

①季節性のもの

季節の変わり目に体調が変化しやすいように、季節の変わり目には頭皮の状態も変化しやすくなります。季節の変わり目に抜け毛が少し増えるということもありますが、フケが増えるということもあります。

また、皮膚は冬に乾燥しやすく、夏にべたつきやすいので、それが原因でフケが増えることもあります。

これらは一時的なものなので、そこまで気にする必要はありませんが、適切な髪の毛や頭皮のケアを、いつも以上に丁寧に心掛けるようにしましょう。

②食生活

食生活の偏りは、頭皮の状態にも影響します。

まず、健康な頭皮の維持に必要な栄養が不足すると、頭皮が乾燥してフケが増えるということが考えられます。また、外食などで動物性タンパク質や脂質を必要以上に摂取し続けることで、頭皮の脂質分泌が増えてフケが出やすくなるということも考えられます。

③生活習慣(睡眠不足)

生活習慣は、健康を維持するために非常に重要な要素です。特に睡眠は、体のダメージを回復し、本来の健康な新陳代謝を維持するために欠かせない時間です。

睡眠が不足すると、体のダメージを回復しきれず、少しずつ蓄積していって、人の体の本来の健康な活動が崩れてきます。頭皮も例外ではなく、フケの増加につながる可能性があります。

④年齢

男性の場合、年齢と共に皮脂の分泌が増える傾向にあるので、頭皮ケアを怠るとフケが増えるということがあります。また、男女問わず、ある程度の年齢になると今度は皮膚の潤いが低下し、頭皮が乾燥してフケが増えるということも考えられます。女性の場合は、ホルモンバランスが変化する時期も要注意です。

⑤環境変化

環境の変化が体調に影響を与えることがあるように、環境の変化が頭皮の状態に影響することもあります。

環境の変化によるストレスや、気候の違いといったことも、体調を始め頭皮のバランスが崩れることにつながります。環境が大きく変わる時は、体はもちろん頭皮のケアも丁寧に行いたいところです。

⑥ヘアカラー パーマ

ヘアカラーやパーマは、少なからず頭皮にダメージを与えます。これにより、頭皮が乾燥してフケが出やすくなるということも考えられます。ヘアカラーやパーマをよくする人は、普通の人以上に頭皮ケアに気を使う必要があります。

⑦遺伝

薄毛のなりやすさが遺伝することがあるように、頭皮のタイプも遺伝します。そして、もともとの頭皮のタイプ的にフケが出やすいということもあり得ます。家族でフケが出やすい人がいる場合は、早くから頭皮ケアに気を付けた方が良いでしょう。

⑧シャンプーのしすぎ

シャンプーのしすぎで頭皮が乾燥し、フケが出やすくなることもあります。シャンプーは、普通は1日1回まで、頭皮や髪の毛の状態を見ながらにしましょう。

⑨シャンプーの洗浄成分

シャンプーの洗浄成分が強すぎて、頭皮にダメージを与え、頭皮が乾燥してフケが出やすくなるという可能性もあります。シャンプーにより頭皮を清潔に保つことは、フケ防止に有効ですが、そのシャンプーの洗浄成分が自分の頭皮に適したものかは、チェックするようにしましょう。

⑩感染症

何らかの感染症により、フケが多く出るということもあります。感染症の場合、皮膚に赤みや何らかのトラブルが見られることがほとんどです。何かおかしいと思ったら、まずは病院で診てもらいましょう。

⑪アレルギー

アレルギーが、頭皮のフケにつながることもあります。アレルギーの場合も、皮膚に赤みや何かトラブルが出ることがほとんどです。これも、病院で診てもらってから対策を考えましょう。

4、自宅でできるフケ対策

フケ対策として重要なのは、まず、日頃のヘアケアです。フケが気になり、感染症やアレルギーなどの重大なトラブルではない場合、日頃のヘアケアを見直してみましょう。

①使っているシャンプーの見直し

シャンプーを洗浄力や価格重視で選んでいる場合は、成分重視で選ぶように変えましょう。一般的に、アミノ酸系洗浄成分のシャンプーは、洗浄力が穏やかと言われます。

②シャンプーは一日1回まで

よほど汚れることがない限り、シャンプーは1日1回で十分です。冬場などであまり汚れていない時などは、ぬるま湯ですすぐ程度で十分なこともあります。

③必ずドライヤーで乾燥させましょう

生乾きの髪と頭皮は雑菌の繁殖の原因になり、頭皮環境を悪化させてしまいます。フケ対策としてもよくありません。シャンプー後は、髪と頭皮をきちんと乾かしきるようにしましょう。

④枕は清潔に

盲点となりやすいのが枕です。枕は、汗や抜け毛、フケなどが少しずつ着いていき、気づけば汚れていることの多いものです。枕は定期的に干し、枕カバーは定期的に洗うようにしましょう。

⑤紫外線は避けましょう

紫外線は髪や頭皮にダメージを与え、乾燥やトラブルの原因となります。特に夏場など紫外線の強い時期は、帽子や日傘などを使い、紫外線ダメージを極力抑えるようにしましょう。

⑥パーマ剤 カラー剤には気を付けましょう

パーマやカラーリングの際に使う薬剤は、髪の毛だけでなく頭皮にも付着し、ダメージを与えます。フケなど頭皮トラブルが気になる時は、パーマやカラーは避けるのが一番です。

⑦食生活を見直しましょう

エネルギー源となる炭水化物、髪の毛や頭皮の元となるタンパク質、体の働きを整えるビタミンやミネラル類、そして適度な脂質。これらのバランスが摂れた食生活が、頭皮を健康に保つためにも理想です。

とはいえ、現代の生活では難しいところもあるので、サプリメントなども活用して、不足する栄養は補うようにしましょう。外食などが続く場合は、お店やメニューの選択で、バランスを取れるよう意識してください。

⑧睡眠時間をしっかりとりましょう

毎日適度な睡眠時間を取ることが、体にとって、そして頭皮を健康に保つためにとても重要です。休みの日に寝だめをするのはあまり効果がなく、毎日きちんと一定の睡眠時間を取ることが重要です。

忙しい毎日で難しいという人も多いとは思いますが、フケのように体にトラブルが出ている時は、睡眠時間の優先度を上げて生活パターンを見直しましょう。

⑨保湿を意識しましょう(育毛剤の使用で頭皮はしっかり保湿できます)

頭皮の健康を保つために何から始めたら良いか分からないという場合は、まず、保湿を心掛けてください。現代の生活には、頭皮の乾燥につながることが多くあります。

顔の肌の乾燥には化粧水や乳液を使いますが、実は、育毛剤が頭皮において同じ役割を果たしています。フケや頭皮の乾燥と共に、抜け毛や薄毛が気になる人は、潤い成分をきちんと配合している育毛剤を活用するのもひとつの対策となります。

⑩過度なブラッシングや爪などで掻きむしるのはやめましょう

頭皮の傷は、フケの原因となりやすいものです。過度なブラッシングや、爪を立てて頭皮を掻くことは、頭皮を傷つけることになるのでやめましょう。

5、まずはすぐできるシャンプーを見直してみましょう

フケ対策としていろいろな対策をあげましたが、多くの人に効果があって、始めやすいのがシャンプーの見直しです。

①フケにおすすめのシャンプー

フケにおすすめのシャンプーは、まず、ヘアケアよりも頭皮ケアを重視した成分配合となっているシャンプーです。一般に「スカルプ」と付くシャンプーは、頭皮ケアを重視したものになっています。

また、スカルプシャンプーの中でも、特に洗浄成分に注目して、洗浄成分が穏やかなものを選ぶと良いでしょう。アミノ酸系洗浄成分は、頭皮に刺激が少ないものが多いのでおすすめです。

また、それに加えて、保湿系の成分がきちんと配合されているシャンプーも、頭皮の潤い維持とフケ対策に効果的です。

②シャンプーの仕方見直しましょう

間違ったシャンプーの仕方が、頭皮にダメージを与えることもあります。

シャンプーは、まず、ブラッシングとぬるま湯でのすすぎで、髪の毛と頭皮のおおまかな汚れを落とすことから始めます。

シャンプーは手のひらでしっかりと泡立ててから、髪の毛だけでなく頭皮まで、指の腹で優しくマッサージをするように洗います。耳の後ろや前髪の生え際なども、丁寧に洗いましょう。

すすぎはしっかりと洗い残しのないようにするのもポイントです。シャンプー後は、タオルで優しく大まかな水分を吸い取った後、ドライヤーできちんと乾かしましょう。

6、そのフケは病気かも?この症状には気を付けよう

頭皮環境の乱れによる一時的なフケであれば、今回紹介したような方法で対処できますが、次のようなフケには注意してください。こういったフケが見られる場合、病気の可能性があります。

①地肌が赤くただれている(脂漏性湿疹や、感染症、アレルギーなどの可能性があります)

フケが出るだけでなく、地肌が赤くただれたようになっている場合、脂漏性湿疹や感染症、アレルギーなどの可能性があります。痛みや、ひどいかゆみを伴うこともあります。

②髪の根本にべったりとフケがついている(シラミ)

フケとよく似たものとして、シラミの卵があります。見分け方として、シラミの卵はフケのように簡単に取れず、シャンプーなどでもなかなか取れません。べったりと張り付いたフケのように見えるものが多くある時は、シラミも疑った方が良いかもしれません。

③医師・専門医に相談しましょう。

頭皮が上記のような状態にある時は、自分でケアをする前に、医師・専門医に診てもらいましょう。

7、フケは育毛剤で改善する事ができます

抜け毛や薄毛の対策に使われる育毛剤ですが、多くの育毛剤は、フケ対策にも役立ちます。それは、育毛剤が頭皮に潤いを与え、頭皮の健康を保つための成分を配合していることが多いからです。

フケだけが気になる場合は無理に使う必要はありませんが、抜け毛や薄毛なども気になっているという場合は、育毛剤をフケ対策として使うのもひとつの方法です。

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