「コーヒーを飲むとはげる」というのは本当でしょうか?湯気から立ち上る芳香、心を落ち着かせるコーヒーですが、毎日飲んでいる人には気になるところ。今回はコーヒーとはげの関係を解説します。
目次
コーヒーの成分
普通に飲むコーヒーは、99%が水分。ブラックならカロリーもほとんどありません。コーヒーに含まれる成分は、カフェイン、クロロゲン酸、タンニン、ポリフェノール、カフェー酸、褐色色素、ニコチン酸など。体によいとされる効能・成分が豊富に含まれています。コーヒーは発見された当初から、薬として飲まれていあmした。
コーヒーに含まれるカフェインとはげの関係
コーヒーの代表的な成分にカフェインがあります。このカフェインがはげの原因の一つと考えられています。カフェインには多くの薬理作用がありますが、はげに関係のある作用をご紹介します。
カフェインの覚醒効果
コーヒーに含まれるカフェインには、眠気や疲労感を取り除き、集中力や思考力を高める働きがあります。反面、コーヒーを飲みすぎるとカフェインの作用で、寝つきが悪くるなど睡眠が妨げられ、睡眠不足になりなることも。髪の成長は睡眠中に行われるため、睡眠不足が続くと、髪の成長や発毛が弱まり結果としてはげてしまうのです。
カフェインがアデノシンを抑制
アデノシンは、発毛を促進する物質です。カフェインの覚醒作用によりアデノシンの働きを抑制され、発毛促進因子の生産が減少して発毛が少なくなり、はげを進行させてしまいます。
栄養吸収とはげの関係
コーヒーに含まれるタンニンは、亜鉛の吸収率をさげてしまいます。亜鉛は育毛に必要な物質。必要な栄養素が取れないためはげにつながります。コーヒーは刺激の強い飲み物なので、胃が荒れて消化・吸収に悪影響が出て、栄養不足になり頭皮や髪にもその影響がおよびはげる原因になるのです。
実は育毛に効果があるコーヒー
コーヒーとはげのデメリットの関係を紹介しましたが、実はコーヒーにはメリットもあります。
クロロゲン酸による血行促進
コーヒーには、ポリフェノールの一種のクロロゲン酸が含まれていて、血行を促進する作用があります。髪に大切な栄養を頭皮までいきわたらせることが可能。はげの予防につながります。クロロゲン酸が多く含まれている浅煎りのコーヒーがおすすめです。
カフェインがテストステロンを抑制
若はげや薄毛は、男性ホルモンのテストステロンが、還元酵素5αリダクターゼにより、さらに強力な男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、このDHTの作用でヘアサイクルが乱されることが原因です。コーヒーに含まれるカフェインにはDHTに変換される前のテストステロンを抑制する作用があるため、はげの予防につながります。
缶コーヒーについて
缶コーヒーは砂糖が多く含まれているため、糖質を過剰に摂取する可能性があります。糖質の摂りすぎは頭皮の血行を悪くしてはげにつながります。缶コーヒーを飲む場合は、無糖のブラックコーヒーがおすすめです。
コーヒーを適度に楽しみはげを予防
コーヒーもご紹介したとおり、少なからずはげになる要因を含んでいます。はげが気になる場合は、毎日数杯のコーヒーを飲んでいれば一日1~2杯程度に抑えたり、ノンカフェインのコーヒーに替えるなど、コーヒーの飲み方を工夫してみましょう。
BUBKAでは、独自開発の濃密育毛剤をはじめ頭皮への直接ケア、サプリ・ドリンクでの体内からのケアまで、はげのお悩みをトータルでサポートいたします。